地産地消と国消国産の違いを解説します
この記事は以下の人におすすめです!
- 地産地消と国消国産の違いを知りたい人
最近「国消国産」というワードを見たり聞いたりすることが増えましたよね。
乃木坂46がJAグループのYouTubeチャンネルで紹介しています。
この言葉を聞いて多くの人が「地産地消」というワードを連想し、違いは何なのか?と疑問を抱くと思います。
そこで今回は、「国消国産」と「地産地消」の違いは何かをわかりやすく解説します。
国消国産と地産地消は違う?
この2つの言葉はとても似ているように感じますが意味は異なります。
「国か地域の違いでは?」
と考える人もいるかもしれませんが、それだけではないみたいです。
以下でそれぞれの意味を説明します。
国消国産の意味は?
国消国産を掲げているJAグループによると
国民が必要とし消費する食料は、できるだけその国で生産する「国消国産」という考え方
出典:JAグループ(農業)国消国産
とあります。
海外からの輸入に頼っている日本の食料自給率は現在37%と高くありません。
もし、海外から食料の輸入が規制されたり、途絶えたりすると日本は食料不足に陥ることになります。
また、日本に輸出している途上国に住む人々の食料を奪う可能性もあります。
これを防ぐためにJAグループ(農業協同組合)が提唱したテーマが「国消国産」です。
消費者自らが国産品を手に取る意識をすることで食料自給率向上させようとしています。
この取り組みは世界中が目指しているSDGs(持続可能な達成目標)にも沿った考え方です。
※補足ですが、「国生国産」や「国産国消」のような間違い挙げられますが正しくは「国消国産」です!
地産地消の意味は?
地産地消とは地域生産・地域消費の略で、地元で生産した物を地元で消費するという意味で使われています。
国消国産とは異なり、食料に限らず、工業製品、レジャー、サービスなど全ての産業で使用される言葉です。
地産地消には
- 輸送コストを削減する
- 食品の新鮮さを保つ
- 地元産業の活性化
これらのメリットがあり、とても合理的な考え方であると言えます。
国消国産と地産地消の違い
まとめると、
- 食品だけかそれ以外も含むか
- 範囲が国か地域(主に都道府県)か
となります。
国消国産はJAグループ(農業協同組合)が提唱しているため食品に限られていますが、地産地消は食品に限らず工業製品なども含みます。
また、範囲が国か主に都道府県単位の地域かという違いもあります。
国消国産と地産地消にはこれらのような違いがあるとわかりました。
しかし、これら2つが目指すところは同じで食料自給率の向上です。
消費者が国産や地元の食品を購入する意識を高めれば現在の食料自給率37%も高まるでしょう。
まとめ
この記事のまとめです。
国消国産と地産地消の違いは対象となる物と範囲。
共通の目標は日本の食料自給率の向上。
いかがでしたか?
最近話題の言葉「国消国産」と「地産地消」について解説しました。
日本は食料自給率が低いという問題を抱えています。
私たちがこれらの問題について知り、目的意識を持って国産品を購入すれば食料自給率の問題解決に貢献できるのではないでしょうか。
この記事が日本の食料自給率について考えるきっかけになれば幸いです。
産地直送で新鮮なサラダを食べませんか?
会員約30万人!日本最大級の産直サイト ポケットマルシェ
おうちで新鮮な野菜を食べたい方におすすめ!
生産者さんから旬の食材が買える ポケットマルシェ
博士ちゃん、Nスタ、ワールドビジネスサテライトなどのTV番組にも取り上げられたサービス。
野菜・果物・海鮮・お肉など様々な食材を購入できます。
生産者が直接出品しているためとにかく新鮮で美味しいのが特徴!
旬が短かい食材やスーパーでは目にしない珍しい食材も揃っています!
コメント