研究って何をするのか知っていますか?
知らない方に向けて「大学や大学院での研究とは何をするのか」を説明します。
この記事は以下の人におすすめです!
- 研究とは何をするのか知りたい人
- 進路に悩んでいる人
理工系の大学生や大学院生であればほとんどの学生が研究室に配属され研究をすることになります。
しかし、実際何をしているのか全くわからないですよね?
理工系の学生ほとんどが経験することになるのに何も知らずに進学するのは危険です。
大学の学部選びや大学院への進学で悩んでいる方に向けて、
「理工系の大学や大学院で行う研究とは何をするのか」を簡単に説明します。
研究の流れ
研究室に配属されてから卒業するまでの流れをまとめました。
- 研究室配属
- 研究テーマ選択
- テーマについて勉強
- 実験・考察
- 卒業論文
- 学会発表
順序が前後することもありますが大体こんな感じです。
それぞれについて解説していきます!
研究室配属
4月の始め研究室に配属されます。
研究室選びについてはブラック研究室の特徴3選や、【理工系】これで失敗なし!研究室訪問で聞くべきこと6つを解説!を参考にしてみてください。
自分の希望通りの研究室に入れるかドキドキです。
また、研究室ではまず何をしたらいいかわからない人は「研究室に配属されたらすべきこと」を読んでみてください。
研究テーマ選択
続いて4~6月に研究テーマの選択をします。
これからの研究生活を左右する大事なイベントです。
ほとんどの場合研究室の先生が選択肢を示してくれて同期の中でそれを振り分けることになります。
ここで全く興味の無いテーマを選んでしまうと毎日が憂鬱になるので注意しましょう。
研究テーマによっては留学生と共同で行うこともあります。
研究をしながら英会話力を鍛えたい方におすすめです。
詳しくは「留学無しで英語を話す力を鍛える方法」で解説しているので読んでみてください。
テーマについて勉強
テーマが決まったらまずそれについて勉強することが大切です。
いろいろな論文を読み漁りその分野での専門用語や過去の研究内容などの知識をつけましょう。
また、ここで英語論文も読む癖を付けておくべきです。
単語や言い回しを覚えることができ論文を探す幅が広がります。
【英語はできなくても大丈夫!?】理系大学院生に英語力は必要なのか!?
実験・考察
ある程度テーマについての知識がついたら実験が始まります。
最初は進め方や装置の使い方を先輩から教わることになります。
「研究室に配属されたらすべきこと」で書いたように先輩には多くのことを聞き、知識を自分のものにしましょう。
これは先生によりますが、毎週進捗報告会がある研究室もあります。
自分の研究について先生や先輩と議論をし、どう進めてくかを考えます。
卒業論文
卒業論文は一年の集大成です。
これまで得られた実験データや考察を論文としてまとめます。
また、卒業論文の内容を卒論発表という形で発表することになります。
ここで他の先生からの質問攻めをされ発表の恐ろしさを知ることになるでしょう。
学会発表
実験データが集まり新しい発見があれば学会発表という形で成果を世に出します。
学会発表をたくさん経験することで自分のプレゼン能力や話す力を鍛えられます。
また、海外で行われる国際学会では全て英語で行われるためとても貴重な経験が得られます。
他にも国際学会に参加するメリットはいくつもあります。
詳しくは「大学院生は国際学会に参加しよう!」をご覧ください。
他にも、学会発表することでお金が得られるかもしれません。
「【奨学金返還免除】大学院生がお金を得る方法」で解説しています。
まとめ
この記事のまとめです。
- 研究室配属されたらまずは勉強
- 実験が進み成果が出たら論文や学会発表
今回は研究の流れを説明しました。
研究室での生活は自分を大きく成長させてくれます。
楽な道に進むこともできますが、皆様には是非難しい道を選んでいただきたいです。
多くの学びや成長があるはずです。
最後までありがとうございました。
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