「理系大学院生にアルバイトする時間はありますか?」
よくこういう質問をされます。
この記事ではその質問に答えたいと思います。
この記事は以下の人におすすめです!
- 理系大学院生(修士)がバイトできるか知りたい人
- 進路に悩んでいる人
大学生ならばアルバイトをしている人が多いと思います。
大学院に進学後もアルバイトなんかする時間はあるのか?と疑問に思う人がいるのではないでしょうか。
そこで、今回は理系大学院生にアルバイトをする時間があるのか解説します!
※修士についての説明です
アルバイトしている人は約半数
私の周りでは半分の人がアルバイトをしています。私も最近までは月に60時間ほどはアルバイトをしていました。
ですので、完全にできないとは言えません。これは研究室の雰囲気によるのかと思います。
研究の進捗が無いと厳しい目で見られるような雰囲気の研究室であればアルバイトをするのは難しいかと思います。
逆に、研究室に行かなくても何も言われないような放任主義の研究室であれば問題ありません。
ゆえに、大学院に進学後もアルバイトを続けたいというのであれば研究室選びに注意が必要ですね。
研究室選びに欠かせない研究室訪問について攻略法を解説した記事があるので是非ご覧ください。
理系大学院生の一日のスケジュール
私の経験や周りの院生の話を基に平均的な院生のスケジュールを示します。
9:00 起床
10:00~18:00 研究
18:00~25:00 自由時間
25:00 就寝
ざっくりなスケジュールですが大体このように一日を過ごしています。
10:00~18:00 研究
大学院の本分は研究をすることです。大体この時間帯は大学の研究室で過ごしています。
この時間は研究室や研究テーマによってまちまちです。
時間に厳しく遅刻すると怒られるところもあれば、何時に来てもいいよというスタンスの研究室もあります。
自宅のPCでもできる研究内容であれば大学に行く必要がありません。
また、帰宅時間は18時としていますが、実験の進捗状況や装置の不具合によって21時くらいになってしまうことも多々あります。
こういう日が多いとアルバイトはできませんね。
18:00~25:00 自由時間
一応18時からは自由時間と言うことにしました。
アニメを観たりゲームをしたり、私みたいにブログを書いたり好きなことをしているかと思います。
この時間を使えばアルバイトをすることは可能です。
しかし、研究に使う時間もあります。例えば、学会やミーティングでの発表資料の作成、文献調査です。
研究室で全て終わらせるのが理想ですが、時間が無ければ自宅でやることになります。
アルバイトをするなら計画的に
ここまでの説明からアルバイトをする時間があることがわかったと思います。
しかし、大学院生が優先してやるべきことが研究です。
既に働いている他の人よりも2年多く学生をしているのでその分研究や勉強を通して多くのものを得られなければもったいないです。
お金を稼ぐためのアルバイトによって粗末になるくらいなら就職した方がマシですよね。
したがって、研究との両立できる人だけがアルバイトをするべきです。
どうしてもお金が欲しい人は?
TA
TA(Teaching Asistant)といて学部生の講義で先生をサポートするアルバイトがあります。
これはほとんどの大学院生ならば頼まれるのでこれでお金を稼ぎましょう。
奨学金
奨学金を借りればお金に困ることは無いと思います。(将来返済で苦しむことになるかも知れませんが…)
実は返還が免除になる奨学金も存在します。
それが日本学生支援機構(JASSO)の第一種奨学金です。
無利子で借りられ、優秀な学生には返還が免除になる制度があります。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
まとめ
この記事のまとめです。
大学院生がアルバイトする時間は一応あるが
- 研究室によって異なる
- 研究が最優先
- TAや奨学金でもいい
これらの注意が必要です。
いかがでしたか?
大学院生でアルバイトができるのか気になった人の疑問を解決できていたら幸いです。
せっかく進学したのであれば多くのことを学んで自分をたくさん成長させましょう!
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