高校生の皆さん
2年に進級する際に行われる文理選択ですが、どちらにするかもう決めましたか?
この記事では文理選択の方法について紹介します。
この記事は以下の人におすすめです!
- 文理選択で悩んでいる人
- 得意科目や苦手科目で選ぼうとしている人
この選択が大学選び、就職先に大きな影響を与えます。
すなわち、高校2年による文理選択によって将来の人生が大きく左右します。
そこで、今回は後悔しないための文理選択の方法として、将来を見据えた選び方を分かりやすく紹介します!
絶対NGな選び方
得意科目や苦手科目で選ぶ
「数学が嫌いだから文系を選んだ」
こんな言葉を聞いたことがありませんか?
これが一番NGな選び方です。
文系理系選択は将来なりたい自分の理想像から逆算するべきです。
- 数学が得意だから理系
- 数学が苦手だから文系
これらは絶対にやめましょう。
しかし、得意な科目を将来に活かしたいという考えなら良いんじゃないですか?と思う方へ。
よく考えてみてください。
高校で勉強している内容が将来の仕事に直結すると思いますか?。
大学の授業ですら高校で学ぶ内容と大きくかけ離れてることが多いです。
工学部卒がなる職業として多い研究職や技術職の人が仕事で高校で学ぶ数学や物理を直接使用することはないでしょう。
授業中に、「こんなこと勉強して将来に役立つのかな?」と疑問に思ったことがある人は多いはずです。
まさにその通りで、たかが高校で学ぶ内容が仕事に直接活きるわけが無いのです。
すなわち、得意科目や苦手科目で文理選択をすることは正しくありません。
※後で述べますが例外はあります。
正しい選び方
将来の夢から決める
結局これになります。
自分が将来どうなりたいのかです。
文理選択は将来に夢から逆算することが基本
「○○という職業になりたい」
→なるためには何が必要?資格?
→その条件を満たせる学部学科はどこ?
→その学部学科の受験に必要な科目は?
この流れで考えてみてください。
自分で考えることが難しいと感じた人のためにフローチャートを作成したのでぜひ活用してください!

資格が必要な職業
例えば、国家資格が必要な職業に就きたいという方であれば資格取得のための勉強を行う学科に行くことが近道でしょう。
特定の学部学科を卒業することが国家試験の受験資格であることも。
では、医師や教師などわかりやすい夢が無い人はどうしたら良いのでしょうか。
資格は関係無いけどなりたい職業がある人
新卒の就職において、研究職や技術職になるためには理系学部卒業が条件であることがほとんどです。
そのため、このような理系職になりたい人は理系を選びましょう。
逆に、文系職であれば理系学部からもなれるためここでは文理選択を判断できません。
まだ決められない人へ
もちろん高校生ですから将来何したいか全くわからない人も多いはず
では、文系職と理系職の違いから考えてみましょう。
メーカーの場合、理系職では工場勤務や工場に併設されている研究所での勤務が多いです。
ご存知の通り工場は田舎にある事が多いので勤務地は田舎になります。
一方で、文系職である営業や事務ではもちろん工場勤務もあり得ますが、本社勤務ということもあります。
日本の大企業の多くは本社を東京に置いているため、東京で働けるという選択肢があります。
これらから、東京や各地方の大都市に勤務したいという希望がある方は文系職を目指すべきです。
理系職でも無いことは無いんですけど少ないと思います。
資格が必要ない文系職がいいと思った人
文系職の場合卒業学部を問わないことが多いため、正直学部はどこでもいいです。
そのため、ここまで来ると自分の興味によって文理選択をすることになります。
大学で何を学びたいかです。
正直、大学の講義で学ぶレベルのことは教科書さえあれば独学でできてしまうため本当に興味がある人なら自分で勉強するでしょう。
ただ、そこまで意識の高い人は稀だと思います。
すなわち、興味のある分野がある場合はその学問を学べる学部学科に行くために必要な受験科目から文理選択をしましょう。
自分に何が興味があるか分からない人
興味の有無は得意科目から判断しましょう。
これが先ほど言った例外です。
あくまで主観であり傾向ですが
- 英語が得意な人は留学を視野に入れてもいいかも
- 数学が得意な人は世の中の事象を数字で表すことが好きかも
- 理科が得意な人は身の回りで不思議だなと思ったことの原因を知ることが好きかも
- 社会(特に現社や政経)が得意な人は社会のルールを知ることが好きかも
- 社会(歴史)が得意な人は過去の行いを知ることが好きかも
- 国語が得意な人は読書が好きかも
これらを踏まえて自分の得意と興味を結びつけ、それに関連する学部学科を調べてみてはいかがでしょうか。
まとめ
この記事のまとめです。
- 文理選択は将来の夢から決めるべし
- なりたい職業から逆算できる
- 資格の必要性や勤務地からも選べる
いかがでしたか?
この記事を読めば文理選択で悩んでいた人でも少しは考えが進展したかと思います。
文理選択で人生が変わるので慎重に、よく考えて決断しましょう。
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最後までありがとうございました。
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